教育情報
2022年11月30日 14時27分11月30日(水) 校庭のイチョウについて
校庭の木々も晩秋の装いとなりました。まだまだ色づく、モミジやイチョウの季節ではありますが、南校舎の東側にあるイチョウは、すっかり冬支度のような枯れ木になりました。今年夏あたりには、枝先の葉が色づき始め、9月の運動会の頃にはすっかり秋の気配に・・・。残念ながら枯れてしまったものと思われます。先日のマチコミメールでお知らせしたところ、一件のご連絡をいただきました。昭和19年(終戦の前年)、それまで上村地区の歩道橋あたりにあった旧五十崎国民学校が、現在の場所に移転しました。木造新校舎の落成に当たり、横綱安藝ノ海の相撲巡業も校内土俵で行われ、太平洋戦争末期ではありましたが、落成式は盛大に行われたそうです。その際に、旧学校敷地にあったイチョウを、現在の場所に移植した記憶があるという情報をいただきました。当時の1年生は現在85歳、6年生は90歳になっておられます。大きな記念行事ではなかったようですが、当時の思い出深い出来事だったようです。五十崎小の歴史を90年近く見守ってきたイチョウですが、安全のため伐採を計画しています。地域の皆さんの中に、当時の様子を覚えておられる方がおられましたら、ぜひ、子供たちにお聞かせください。よろしくお願いいたします。
9月頃のイチョウ
現在の様子